会報表紙2月号 「梅」 | 京都北部 山の会と自然の会

会報表紙2月号 「梅」

1年で最も寒い2月を迎えますがロウバイなど早春の花はこの時期に便りが聞かれるようになります。
京都の北野天満宮の梅が咲き始め、長浜では盆梅展が始まり多くの人を集めます。
兵庫県に綾部山梅林という梅の名所がありますが、間違えて隣の綾部の観光案内所に来た方もあるそうです。
実を採るための梅畑も最近は観光地として売り出すところも多くなっています。

はるか昔より栽培されていた植物ですが野生に帰って山に自然に生えているものは見たことがないですね、種が大きいので鳥などが運ぶことがないのではないかと思います。
山で梅があれば廃村と思ってほぼ間違いないようですね。
調べてみると野梅系といわれる梅があって、原種に近いそうです。
野梅というからには山に自生がありそうなものですが自生地はどこにもかいてありません。
梅干にする梅は多くは杏との交雑種で実が大きくなっている種類とのことです。
有名な南高梅は南部高校の卒業生が育種して母校の名前をつけたとか。
福高栗を育種する人はいませんかね。

山と梅とくれば梅干ですが塩分と疲労回復に効果のあるクエン酸を含むので携帯するには非常に良いものです。
特に夏季の汗をかく時期にはお勧めです。
最近はお菓子感覚の梅干も色々と商品化されています。

この時期冬眠状態で春が待ち遠しいのですがロウバイや梅の便りが聞かれるとほっとします。
鳥たちも寒さの中でカップルの相手をさがしたり、巣を作る場所をさがしたり春の準備に忙しくなります。
なだれや天候の急変などの季節です、装備に怠り無く早春の山を楽しんでください。

文 はる
絵 HITORISHIZUKA

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